欧米人の芯のない滑らかで柔らかな髪とは違い、アジア人には毛髪の中心部に「メデュラ」が太く存在するため、髪に芯があり比較的に硬いのが特徴です。
さらに、他のアジア人に比べても、日本人の髪は太くて、ボリュームがあるよう見えます。
しかし、髪自体が太いのとは反対に、日本人のキューティクルは5層ほどですが、欧米人のキューティクルは10層(約2倍)の厚みがある為、傷みにくく、ケミカル処理に強いという特徴があります。日本人の毛髪は硬く丈夫そうにみえますが、キューティクル層が薄いため、ヘアカラーやドライヤー、コテなどの外的処理に弱くデリケートで非常に傷みやすい髪質です。日本人の毛髪にはキューティクル補修成分、毛髪内部からうるおいを保持する成分を常に与えないとどんどん髪が弱っていく特徴があります。